Re start  「もう一度動き始めた」あなたが一歩一歩積み重ねていくための再スタートのコツとなるブログ

このブログは再スタート、再チャレンジ、Re start した方向けに「動かす」をテーマに丁寧に一つひとつ進んで行くちょっとしたきっかけや可能性を開いていくためのタネを届けるものになっています。 ともにチャレンジして、自分らしさを大切に新たな人生を掴んでいきませんか。

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 8 (ある出会いから人生が一気に動き出す。インターンシップを通じて「ここが変わる最後のチャンスかもしれない」と感じた日々)】

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こんばんは。

Re start コンシェルジュ 横山範葛(よこやまのりかず)です。

 

このブログは今、模索しながらも動き始めているあなたを心から応援して、そして進んでいく中での新たな気づきやきっかけになるタネとなればとの思いで書いています。

 

「学校と私」ということで、受験をキーワードに続けて書いて、今回で8回目です。

前回までの流れはこちら。

 

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 1 (小・中編)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 2 (中学生活と高校受験編)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 3 (大検を合格するまでのもがいた数年間)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 4 (大検合格、未来への切符をほんの少し掴んだ気がした20歳手前の頃)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 5 (6年ぶりに友達と一緒に机をならべて勉強する日々。短大入学から3年次編入試験へ)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 6 (もう一度3年次編入試験にチャレンジ。脇目もふらずにまさに背水の陣)】

【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 7 (人生を変えられると思った本命だった大学の3年次入学。ただ、その期待はすぐに消え去って・・・)】

 

無事に2度目の編入試験で最初から希望をしていた大学に3年次入学を果たしたものの夢に描いていたキャンパスライフとはほど遠い生活。

 

孤独。

一人。

最初のスタートダッシュをうまく切れればよかったものの3年生で大学に入るということで、「ほとんど人を知らない」ところからの始まり。

 

期待していたゼミ活動も思ったものではなく、さらに大学生として何をやっていけばいいのかと思っていました。

 

今なら思います、勉強をしに行くところだと。

 

ただ、ずっと中学・高校と学校に行かない生活の連続で、ずっと一人だった私からするとキャンパスという響きもまた光り輝くものでした。

その明るさを私自身でも味わってみたいと。

 

もやもやした思いのまま前期が終わり、後期もまたテスト期間をほぼ迎えようかという時期。

 

そんな時、大学構内に貼られていたある募集の掲示に目が行きました。

見た瞬間「あっ、これだ」と。

「これ、変えられるきっかけになるかも」

それは政治家のところで2ヶ月の間実地で学ぶというインターンシップの説明会の案内でした。

 

そして、説明会に行って、たくさんの議員の方に会って、

「この方のもとで勉強したい」

と思う方がいて、希望をして面談があって無事にインターンシップに参加となりました。


元々、政治には興味があって、メディアに対してのあこがれもありました(小さな頃の夢はアナウンサー)。

選挙速報も好んで見る方。

ただ、そんな話をシェアするような友達はいませんでした。

 

このインターンシップでは2月・3月に議員のもとで活動をともに行ったり、政策研究をしたり、実地での活動を通じてリアルな現場から学ぶというものでした。

 

私が参加させていただいた議員の方は若手(当時)の市議会議員の方でした。

 

当時、春の統一地方選挙前の時期。

4月末には選挙。

主にその選挙につながる政治活動がこの2ヶ月の活動内容でした。

 

一日の流れ。

朝、駅でのチラシ配り。

「おはようございます」

の声掛けとともに色んな駅に行きました。

 

当時、住んでいたところからその議員の活動エリアまで大体1時間強かかっていました。

始発に乗って現地へ行ったり、泊まり込みをして朝から動いたりと様々。

 

そして、朝の活動が終わると食事のあとに、日中はポスティング。

たくさんのチラシをリュックに詰め込んで、地図を持って家やマンションのポストに思いの詰まった政策が書かれたチラシを配っていました。

 

最初ははじめての土地で方角も含めてわからなかったり、こけたり、すべったりの日々。

ただ、慣れてくると不思議なもので、土地勘もでたり、チラシを配るコツを覚えたり、身体に筋力がついてより動きやすくなったりと苦しいながらも楽しい時間。

 

このポスティングから街を知るには

「足で稼ぐ」

「肌で感じる」

「空気を味わう」

だなと思いました。

これは今でも役に立つ感覚です。

 

端から見ると

「何でこんなことをやっているの」

と思われていたこともありました。

 

時には終電で帰って始発で行くこともしばしば。

 

ただ、私にとっては

「今、生きている」

「人生が楽しい」

「精一杯がんばれているよ!」

という思いでした。

 

この議員の方を慕うたくさんの方が家に来られて話ができる環境。

朝の活動やポスティングの後のごはんが美味しい。

そして、刺激的な毎日。

 

他の方にとってはただの2ヶ月間のインターンシップという位置づけだったかもしれませんが、私にとっては人生が大きく変わる日々。

 

「ここが変わる最後のチャンスかもしれない」

 

その思いだけでずっとやり続けられたと思います。

 

そして、頑張れば頑張った分だけ色んなことがわかる日々。

気づく日々。

体力的には厳しかったこともあったけれど、私の中ではこの2ヶ月ならびに選挙までのさらにあと1ヶ月の時間は「ターニングポイント」だったと思います。

 

この時、学年で言えば4年生に入ってまもなく。

 

単位的にはどうにかこの1年で卒業できる状況ではあったものの、もっと「今」を感じたくて卒業を半年か1年伸ばそうと思っていました。

就職活動をするにしてもじっくりと見定めて行きたいとそんな思いで。

 

いや、本音はこの日々をもっと満喫したい。

 

新卒で行けば社会人3年目に入る年。

もうこの頃になると「年齢なんて関係ないや」と頭では思うようにしていました。

 

この後、就職活動も含めて「やっぱり気にしていたんだな」と思う場面に何度も直面するのですが。

 

そして、大学卒業のあとにもう一度受験をします。

 

この話はまた次回に。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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