【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで 5 (6年ぶりに友達と一緒に机をならべて勉強する日々。短大入学から3年次編入試験へ)】
こんばんは。
横山範葛(よこやまのりかず)です。
このブログはチャレンジしたい思いがあって、今、ここからもう一歩踏み出そうと思うあなたに向けて、1から無限の可能性を開いていくためのきっかけのタネを届けるものになっています。
さて、12月に入り、学校と私ということで、受験をキーワードに続けて書いてきました。
今回が5回目です。
これまでの内容は以下となっています。
興味をお持ちでしたら読んでいただけると嬉しいです。
【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで(中学生活と高校受験編)】
【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで(大検を合格するまでのもがいた数年間)】
【小学校にはじまり何度も受験をしたこれまで(大検合格、未来への切符をほんの少し掴んだ気がした20歳手前の頃)】
20歳手前で大検を取得。
そして、成人式では久々に小・中の友人と出会うものの
「よこやん生きていたんや」
との言葉が心に刺さった悲しい 思いになりました。
「ここで終わりたくない」との気持ちから大学受験にチャレンジをしたものの不合格。
次は専門学校か何かと思っていたものの「大学3年次編入というのがあるんだ」と知り、その勉強をする大学編入の予備校へ通いながら通信制の短大に入学しました(現役で大学に行っていると3年生の時期)。
大学編入の予備校は繁華街にほど近いビル。
近くには有名な体育館があり入学式の時、桜が舞う中でその前を新たな気持ちで歩いたことを覚えています。
期待感。
すごく期待した瞬間。
一つは通信制でも短大に行って勉強を始められたこと。
そして、中・高と基礎を勉強せずにその場しのぎになった勉強をもう一度はじめていけるという再スタートできることへの喜び。
「わからない」と先生や友達に言うこともできなかった6年弱の時間から、ようやく机をならべて勉強できるまでポジションが戻ったことが本当に嬉しかったんです。
「もしかしたら、昔思い描いていたような世界へ行けるかもしれない」
そんな思いの中で大学編入予備校と通信制の短大生活が始まりました。
端から見ると学生生活というよりも本当にビルに通う日々。
でも、友達ができたのは本当に何年ぶりかのこと。
ランチをしたり、飲みに行ったり、ボーリングをしたり。
そんな人によっては当たり前だと思えることかもしれないことが嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
結局、言い訳ですが勉強を疎かにしてもそんな生活を楽しむ方に意識が向きました。
あと、「大学へ行きたい」という気持ちはあったものの勉強自体は苦手なままでした。
特に英語。
基礎からやり直す覚悟があればまた違ったのかもしれないものの、何かわからないままどうにかその場をこなす時間を続けていました。
入学をしてから1年半後が本命と言える大学の試験日。
「コツコツできていればよかったな」は今の反省。
休み癖もあって、中々勉強について行けませんでした。
あと、同時並行で短大の単位も試験やスクーリングで取得。
半年、1年と過ぎ、勉強(特に英語)は低空飛行。
「このままならやばい・・・」
とずっとわかっていました。
勉強について行けないし、仲の良かった友達とみんな志望校が一緒だったけれど、明らかに取り残されていたし。
「でも、もう一度勉強をやり直したい」
とは言えずに、試験日だけがどんどん近づいて行きました。
秋、友達とともに3年次編入学試験を受験。
結果、自分は不合格。
そして、仲の良かった友達はみんな合格。
努力をしていなかったのは自分自身なのですが、そこでこの後は一緒に学び続けられないということがただただ絶望に感じました。
何年ぶりかの友達。
そんなに同級生もいない中で同じ時間を過ごした人たち。
それが一人だけ取り残された感覚。
ここからどうしても変えられない現実になって、ようやく気付きました。
「本当にあほやわ自分って」
悔しさと悲しさ。
現実にならならいとわからない自分の馬鹿さを痛感しました。
一応、別の3年次編入学試験を受けて合格。
そして、短大も卒業。
中学を卒業してから7年後の出来事。
本当なら大検を取って、短大を卒業できたことに素直に自分のことを受け取れればよかったものの、ずっと希望の大学へ行けなかったことが引っかかったままでした。
「また、一人だな」と思ってしまう。
短大に入学してから2年後の春。
同じように桜が咲く頃に、先があまり見えない中での新しい生活が始まりました。
大学3年次編入学。
2年前のような期待感があったというよりも、何か一人を感じたところからのスタートでした。
「話ができる人がいるかな」
「友達は・・・」
そういう部分がずっと自分の中の気持ちにあったまま4月が始まります。
続きはまた次回に。
ここまで読んでいただきありがとうございました。