【「泥水」から「真水」を飲むまで。「振り返り」から体験を思い出す】
こんにちは。
Re start コンシェルジュ 横山範葛(よこやまのりかず)です。
ただいま、連日振り返り中です。
本当に色々と出てきます。
特に2021年のスタートダッシュをかけていきたい方、
『再スタート元年』
『再始動元年』
の方にはおススメします。
個人的に2020年は色んな思いをした方、している方がはっきりと分かれている年だと思っています。
仕事、住まい、置かれた環境など一人ひとりの事情によって取り方が大きく違います。
メリットをたくさん受け取って、働き方から住まいまでガラッと変えた方もいます(リモート・オンラインメインで、都市部によほどのことがない限り行かないという生き方)。
反対に「苦しい」「つらい」と心が沈み、身動きが取れないジレンマでただただ時間だけが過ぎ、その時間の進みや師走の訪れととともにより不安感を増幅させてしまうという方もきっといらっしゃると思います。
「身動きが取れない」と思ってしまうと本当に苦しいんですよね。
選択肢がわからなくなるんです。
さらに言えば人の声も聞こえづらくなります。
端的に言えば「人に現状を言えなくなる」のだと思います。
普段の口調が消えて(僕であれば関西弁が標準語になるとか)、当たり障りのない言葉をおびえながら紡ぐ感覚です。
思い起こせば9年前の話。
感覚的に「泥水」をすすっていました。
あくまでも比喩表現です。
地べたをはいつくばるぐらいに、視野も狭く、空も見上げられず、自分の現状も見られずの時間。
「お金がない」
「支払いなどの催促の連絡は来る」
身体も心も感覚を切って、日払いのお金を求めるために行った夜勤の仕事。
飲料メーカーのドリンクを箱を作って、そこに商品を黙って淡々とつくる仕事でした。
「3日行ったら即金で仕事終わりにもらえる」
時期は秋から冬にかけた時。
仕事用のズボンが1枚しかなく、破れているのがわかっていてもそれしか履けなかったんですね。
2010年代の話とは思えないぐらいに。
今、考えるとただただ無知でした。
SOSの先もあっただろうし、友人・知人もいました。
ただ、「何も聞きたくない」となった時、情報も遮断してしまうので、本当に耳に何も入ってこなくなります。
ただ、その中でも続けて行くと糸口が見えてきます。
そんな生活も「日払い」から「週払い」などのプロセスもあり、やっていたお店も整理して、どうにか身軽になることで命・エネルギーを注いで行きました。
泥水も少しずつ、生きている日々の中で「自分を満たす」ことが
ろ過されていく感覚で、少しずつ飲める水に。
水道水になり、それがミネラルウォーターになり、より自分自身に適したと思える水となり、今では当たり前のように2ℓから4ℓを飲む日々に。
「違いは何ですか?」
と聞かれたら
「最初は自分を満たす」
ということから。
しかし、「自分を満たす」と言う言葉もある意味、向き合うとか自己研鑽して気づいたことです。
どんな中でも「大切にする」ということに尽きると思います。
ある意味、七転び八起きとも思える人生の中で、「再スタート」を何度もしてきて気づくことは、たとえ結果がその時に出なくてもやった経験は生きてくること。
「また、同じ景色だ」
と時には思えてもらせん階段を昇るように少しずつ景色が変わっていたのかなと思えたのも振り返っての気づきです。
今、どん底と思う人はきっと文章は読みづらいと思います。
ただ、「ちょっと気を付けないと」と思う人にとってはそれをシグナルと捉えられるかで、「次」を決めていけるのではないでしょうか。
「真水、美味しい」
これからも自分らしくお水を飲みたいように飲んでいける人生へ。
そのためにも日々、やさしさとあたたかさとともに生きて行きます。
2021年へ。
というのはある意味見えている未来。
その先、どんな日々を過ごしていきたいのか。
9年かけて「泥水」が「真水」に。
時間をかけてでもかたちにしたいこと、思いは何ですか?
これからもそんな思いに寄り添えるサポートできる人生でありたいと思います。
長々とここまで読んでいただきありがとうございました。