【ただ怖くて逃げました 私の敵は 私です(ファイトの歌詞から思う)】
「自分次第」
「私次第」
言葉にするのは簡単だけれど、日常の中でどこまで意識し続けれられるのかと思う毎日。
ネガティブな話ではなく、ふと、体調を崩した時やちょっと弱音を吐きたいことはあって当然。
人間だから。
ロボットじゃないから(最近のロボットは感情も入っているからそうでないかもしれないけれど)。
ただ、どこまで行っても最後は「自分次第」に落ち着く。
結局、人や街や社会の影響を受けている中での日々だけれど、それを選んでいるのは「誰?」となったらやっぱり色んなん言葉を言い尽くしても最後は「自分」となる。
「なんで」
「いやだ」
「〇〇が悪い」
「こんなタイミングで天気が崩れて」
「急に割り込んできて」
etc
人生に中島みゆきさんがいて、よかった。
一人寂しさを隠すかのように聴き続けた10代後半。
何枚かのアルバムやシングルは曲順まで覚えるくらいにリピート。
そんな中に「ファイト」がありました。
『ただ怖くて逃げました 私の敵は私です』
ファイトのサビ手前の歌詞。
その手前の人の行動を受けての歌詞なのですが、ちょっと揺れを感じる時にふと口ずさんだフレーズ。
今、流れを止めているのは誰?
私。
「私を止めているのは私です(字あまりだけれど)」と替え歌にしてポロっと言葉にしてみました。
過去も今も正直、めっちゃ怖がり。
ある時は年に1回しかない試験なのに試験会場手前から逃げ出したこともあり。
また、怖くて、いたたまれなくなり東京から新幹線に飛び乗って大阪へ帰ってきたこともあり。
そんな過去。
でも、怖がりかもしれないけれど、
「もう一回やってみたいな」
で何度も何度も立ち上がって、ようやく人と話せるぐらいにまでなりました。
自然体で。
と言っても演じたり、カッコつけたりもしながら。
『私の敵は私です』
41年間生きてきて、敵だと思った部分や人はたくさんの味方になっています。
それは一つひとつ向き合ってきたから。
立ち向かったから。
一人では無理な時は人のサポートを受けて。
返り血を浴びたこともあったけれど、らせん階段を少しずつ昇って、最近では太陽の光を拝めるようになってきました。
眩い光。
こんな光を浴びられるんだ。
それは暗さも知り、弱さも知り、時には人の冷たさに反応をしてのたうち回ることもありながら。
それがすべて「自分次第」「私次第」と思えるなら。
それを作ってきたのは誰?
そして、これからを作って行くのも誰?
ファイト。